蘇民将来子孫門

蘇民将来子孫門

蘇民将来子孫門

早田のご家庭の玄関にはしめ縄とともに、このような札もかかっています。

かねがね「ハテ?」と思っていました。

先日伊勢神宮へ赴いたとき、ふとその答えを目にしました。

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昔々、スサノオノミコトが伊勢の地を訪れて、歩き疲れ宿をとろうと訪ねた巨旦将来の家では、着物のみすぼらしさから追い返されてしまいました。

巨旦に紹介された弟・蘇民将来は何一つ嫌な顔をせず、スサノオノミコトを泊めて差し上げました。

夜半、にわかに悪疫を察したスサノオノミコトは蘇民に茅垣をつくり、悪疫を退けるすべを授け、蘇民はことなきを得ます。

最後、ミコトは旅立たれるに際して、

これからどんな疫病が流行っても「蘇民将来子孫家門」と書いて門口に示しておけば、その災いから免れるであろう。 と言い残し、立ち去られました。

~~

その後、伊勢の地域では新年のしめ縄とともにこの札を魔除けとして飾るようになったと言います。

以前から、尾鷲・早田周辺は伊勢の文化の影響を濃く受けていると聞いていました。

しめ縄も伊勢の影響と聞いてはいましたが、こんな伝説が残っていたことは知りませんでした。

他にも、

ヤートセーヨーイヤナ

早田の盆踊りの掛け声「ヤートセーヨーイヤナ」。

こちらも謎の掛け声かと思っていましたが、伊勢音頭の中に

「ヤートコセーノヨーイヤナ」 (弥長 世恰 弥成?)

という歌詞があります。

どちらにしろ掛け声自体は謎なのですが、伊勢からの影響は少なからず受けているでしょう。

昔は交通の便は非常に悪く、熊野古道からも少しずれている早田で、コレだけ伊勢の影響があるのも面白いことです。

すべてウワサ話程度ですが、言葉は京都、四国の皿鉢料理など様々な地域の文化が混ざってきているとか、いないとか。

海でつながる漁村、恐るべきです。

#民謡 #盆踊り

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